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オールセラミックの仮付けは失敗を回避します

よくできたオールセラミックでも少しの形や噛み合わせ唇への接触が気になってしまうことがあります。

 

完成した当日に麻酔をしてオールセラミックをしっかりとセットしてしまうと少し修正したくても直せなくなってしまいます。

 

こういったオールセラミックの失敗をなくすために仮付けということを行っております。

 

完成したオールセラミックを外すことのできるセメントで歯に止めることで実際にオールセラミックを使用して生活をすることが可能になります。

 

オールセラミックを入れて生活していただいた上で問題がなければ悉皆とした接着剤で本付けをします。


オールセラミックの仮付け

オールセラミックの仮付け
オールセラミックの仮付けの状態

オールセラミックが完成してお口の中に入れてみてもあまりよくわからないと言う事があります.

 

こういった場合,オールセラミックを仮のセメントでお口の中にセットしてお返りいただいてじっくりと確認して頂く事が可能です.これを仮付けと言っています.

 

形や色などが問題ないようでしたら、最終的なセメントしっかりと外れないようにお付けします.基本的に最終的なセメントでお付けしてしまた後は修正が出来ません.


セラミックが完成して、診療室で歯を見ていただいて満足いただけた場合でも、セラミックを仮のセメントでお付けして、1週間ほど経過を見ていただいています。

 

ご自宅で大きな鏡を見ていただいたり、周りの方の評価を聞いていただいて、確実に大丈夫なのを確認していただきます。

 

また、かみ合わせや発音などに問題がないか確認するためにも一度仮付けをさせていただくのは有効です。

 

ただ、仮付けをできない種類のセラミックもあります。

その場合は仮歯の段階でしっかりと確認して仮歯と同じ形のものを入れることが必要になってきます。

 

精密審美歯科の流れ

仮付けできないセラミックもあります。たとえばラミネートべニアやe-maxオールセラミックは仮付けをすると割れてしまう可能性が高いため、診療所で確認をしていただいて、その場で判断をして最終的なセメントでつける必要があります。

 

そのため、前歯のセラミックの形にこだわりたいという方は、ジルコニア系の仮付けのできるセラミックを使用することをお勧めしております。仮付けをして確認をすることができます。

 

 


~オールセラミックなどの審美歯科治療の処置をする際の注意~

 

審美歯科治療や歯茎の処置は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込み)です。また、オールセラミック の種類によって当院では1本6万6千円(税込み)~16万5千円(税込み)のセラミックを選んでいただいております。また、神経のない歯はオールセラミック とは別にファイバーコア(税込み2万2千円)という歯の土台の料金がかかる場合があります。

 

追加で部分矯正治療や歯茎の整形などを行う際には別途料金がかかります。

 

料金に関しましては、最小単位の標準的な料金となります。本数の多い場合は、掛け算して計算していただく必要があります。

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しているようなケースのうち、歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。

 

審美歯科のリスク

 

審美歯科で歯並びや歯の大きさを治す場合のリスクとしては、歯の神経を取らないとしみてしまったり、お痛みが出てしまう場合があります。また、オールセラミック の色合いはかなり天然の歯に近いものになりますが、完全に同じものではありません。


審美歯科やオールセラミックのお問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3-2-6F スターバックス上

03-3251-3921

0120-25-1839

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